トトロ都市伝説から宮崎駿アニメを読む

「となりのトトロ」は1988年に劇場公開された宮崎駿監督によるスタジオジブリを代表する大人気アニメーション映画です。そして、「となりのトトロ」には数多くの都市伝説が噂されており、表面上で描かれていない裏話や裏設定があると言われています。「トトロ死神説」「メイ死亡説」「原作混同説」などなど、トトロにまつわる都市伝説の真相を読み解くことで、宮崎アニメを独自の視点から解釈してみたいと思います。
なお、本サイトに記載されている「となりのトトロ」に関する記述はあくまでインターネット上で噂になっているトトロ都市伝説をまとめた個人的な解釈であり、作品のイメージを壊したくない方は読まないことをお勧めします。本サイトを閲覧することで生じるいかなる事故や問題、被害についても当方は一切責任を負いかねます。また、ジブリ作品の著作権をもつ企業とは一切関係ありません。

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トトロは八百万の神

トトロは死神という都市伝説が広まっていますが、映画に登場するトトロは森に暮らす「八百万(やおよろず)の神」というイメージに一番近いのではないかと思います。「千と千尋の神隠し」にも、湯婆婆が経営する温泉旅館たくさんの八百万の神々が体を休めにやってきていましたね。八百万の神の「八百万」とは数が多いことの例えで、古代の日本人は、山、川、巨石、動物、植物といった自然物や、火、雨、風、雷などといった自然現象のなかに「神」が宿ってると考え、常に信仰の対象にしていました。そして、日本は「森の国」と言っても過言ではないほど森の多い国です。日本の国土のうち約7割が森で、例えば森に囲まれているイメージの強いカナダでさえ約5割、アメリカに至っては3割程度なのです。このように日本人の生活と隣り合わせあった森は常に信仰の対象だったのです。しかし、自然は人々に恩恵をもたらすとともに、時には人に危害を及ぼすため、人々はこれを神の「祟り」と呼んで恐れていました。つまり、八百万の神とは、信仰の対象でありながら恐怖の対象でもあったわけです。トトロが死神であれ、神であれ、「八百万の神」という言葉が表すように、「神秘的な何か」であることは間違いないようです。

トトロと森林信仰

昔から私たち日本人は森に対して「神秘的な何か」を感じてきました。森は人間ばかりか動物たちにとって大切な命のゆりかごであり、常に神聖な信仰の対象でもありました。「八百万(やおよろず)の神」という言葉があるように、日本では自然界にたくさんの神が存在していて、これは今でも神道の根本となっています。なかでも森は特別な存在で、日本人の心に今でも息づく「森林信仰」は、「となりのトトロ」という作品と切っても切れない関係があるように思います。「となりのトトロ」では森がとても重要なファクターとして描かれています。また、宮崎監督はトトロという名前の由来に関して「所沢のお化け」とコメントしていますが、森林信仰では「轟(ととろ)」という森の神の名も伝えられていると言います。つまり、トトロの都市伝説にあるように「トトロ=死神」とするより、「トトロ=森の神」という見方もできるわけです。日本人の潜在意識のなかには、森という存在が人間が生きていくうえでいかに大切な役割を果たしているかということが組み込まれています。そして、古代から森は日本人の生活と常に隣り合わせの存在だったと言えるでしょう。もしかするとトトロという存在は森そのものなのかもしれませんね。

本当のトトロの姿

「まず感じたのは、胃がひっくり返りそうな程の濃密な獣臭だった。見上げると、そこに夜色の長い毛に全身を覆われた巨獣が居た」「ずんぐりむっくりの毛むくじゃらで、大きな胴体に見合わず、針金を連想させる細長い手と足が十数本、ねじくれて出鱈目に生えていた」「顔に当たる部分には目も鼻も耳も無く、顔の三分の一近くを占めるのではないだろうか、側頭部まで裂けた口から、血と腐りかけの魚のような生臭い臭いが漏れていた」
…これが原作に登場するトトロの描写だと言われています。まさに死神であり、冥界への使者というイメージがピッタリです。このトトロの原作にまつわる都市伝説が本当だとすると映画版「となりのトトロ」に登場するトトロとは全く異なりますし、トトロが大好きな多くの子供たちの夢を壊してしまうかもしれません。となりのトトロは20年以上も前に公開されたアニメーション映画にもかかわらず、現在でもDVDが売れ続けているという超人気作品ですし、トトロの関連グッズも多数発売されています。もし、ジブリがトトロに原作が存在していたことを発表すれば、競争の厳しいアニメーション産業のなかで大打撃となることは間違いありませんし、多くの関連企業からの訴訟問題へと発展しかねません。ジブリがトトロに関する都市伝説を否定することは当然のことなのです。

隣のととろ

「となりのトトロ」の幻の原作と噂されている「隣のととろ」とは、一体どのような内容だったのでしょうか?簡単に言ってしまうと、さつきとメイの「地獄巡り」を描いた冒険ファンタジー小説だった言われています。「地獄巡り」と言えば別府温泉の観光スポットを思い出してしまう人がいるほど、昔から様々な観光地等で「お化け屋敷」と並んで、地獄巡りを扱ったアトラクション等が存在します。また、地獄巡りをテーマにした漫画や小説なども数多くありますね。「となりのトトロ」の原作がさつきとメイの「地獄巡り」の物語だったとしても、それはそれでとても興味深く、是非とも読んでみたいと思える小説だと思います。
しかし、当然ながらさつきとメイが地獄巡りの冒険に出かける為には、冥界に行かなくてなりません。そして、冥界の案内人も必要です。つまり、原作の「隣のととろ」では死んでしまったメイの魂を救うために、さつきは冥界の案内人となるトトロと一緒に地獄巡りの冒険に出かけます。そして、冒険の末にメイと再開し、現世に戻ってくるまでの物語を描いていると言われています。つまり、トトロに関する都市伝説は、この原作から派生しているものが多いと考えられるのです。多くのサイトではトトロの都市伝説を、恐怖感を煽るように記述されているものが多いと思いますが、この幻の原作のことを知れば都市伝説が生まれた裏話も納得できますし、ジブリの新たな解釈によって再構築された「となりのトトロ」も、全く新しい作品として楽しむことができると思います。

絶版となった原作

なぜ、このようなトトロの都市伝説が生まれたのでしょうか。あの愛らしいトトロが死神なんていう都市伝説は誰もが信じたくありません。その真相を探る前に、ジブリの映画版アニメーション作品について考察しておく必要があります。まず、ジブリは「となりのトトロ」以外にも沢山のヒット映画を手掛けいますが、その作品のほとんどに長編からなる原作があり、映画化するにあたっては、原作の内容とは全く違った解釈で製作している点です。あの有名な「風の谷のナウシカ」にも全7巻で描かれている原作漫画があり、映画版ナウシカに対応するのはその1巻目から2巻目の途中までに過ぎず、内容もかなり異なっていることはジブリファンの人であれば誰でも知っているはず。壮大な物語を映画という短い時間枠の中で再構築するためには、新しい物語の解釈が必要不可欠だからです。
そして、「となりのトトロ」にも現在では絶版となっている原作が存在していたと言われています。そして、その原作を新たな解釈によって製作されたのが映画版「となりのトトロ」ではないかという都市伝説です。現在「となりのトトロ」には小説版が発売されていますが、これは映画版「となりのトトロ」をモチーフとした小説であって、本来の原作とは全く異なる内容です。トトロという名前には「土々呂神」「轟神」といった古代信仰や日本神話から由来しているという説もあり、この原作には「隣のととろ」というタイトルが付いていると言われています。

トトロ都市伝説から宮崎駿アニメを読む カテゴリー別 更新記事一覧

となりのトトロ都市伝説

本当のトトロの姿 隣のととろ 絶版となった原作 狭山事件との奇妙な共通点 影が無い

もうひとつのトトロ

トトロは八百万の神 トトロと森林信仰


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トトロは八百万の神

トトロは死神という都市伝説が広まっていますが、映画に登場するトトロは森に暮らす「八百万(やおよろず)の神」というイメージに一番近いのではないかと思います。「千と千尋の神隠し」にも、湯婆婆が経営する温泉旅館たくさんの八百万の神々が体を休めにやってきていましたね。八百万の神の「八百万」とは数が多いことの例えで、古代の日本人は、山、川、巨石、動物、植物といった自然物や、火、雨、風、雷などといった自然現象のなかに「神」が宿ってると考え、常に信仰の対象にしていました。そして、日本は「森の国」と言っても過言ではないほど森の多い国です。日本の国土のうち約7割が森で、例えば森に囲まれているイメージの強いカナダでさえ約5割、アメリカに至っては3割程度なのです。このように日本人の生活と隣り合わせあった森は常に信仰の対象だったのです。しかし、自然は人々に恩恵をもたらすとともに、時には人に危害を及ぼすため、人々はこれを神の「祟り」と呼んで恐れていました。つまり、八百万の神とは、信仰の対象でありながら恐怖の対象でもあったわけです。トトロが死神であれ、神であれ、「八百万の神」という言葉が表すように、「神秘的な何か」であることは間違いないようです。

「となりのトトロ」は1988年に劇場公開された宮崎駿監督によるスタジオジブリを代表する大人気アニメーション映画です。そして、「となりのトトロ」には数多くの都市伝説が噂されており、表面上で描かれていない裏話や裏設定があると言われています。「トトロ死神説」「メイ死亡説」「原作混同説」などなど、トトロにまつわる都市伝説の真相を読み解くことで、宮崎アニメを独自の視点から解釈してみたいと思います。
なお、本サイトに記載されている「となりのトトロ」に関する記述はあくまでインターネット上で噂になっているトトロ都市伝説をまとめた個人的な解釈であり、作品のイメージを壊したくない方は読まないことをお勧めします。本サイトを閲覧することで生じるいかなる事故や問題、被害についても当方は一切責任を負いかねます。また、ジブリ作品の著作権をもつ企業とは一切関係ありません。


トトロ都市伝説から宮崎駿アニメを読む Pick Up!

昔から私たち日本人は森に対して「神秘的な何か」を感じてきました。森は人間ばかりか動物たちにとって大切な命のゆりかごであり、常に神聖な信仰の対象でもありました。「八百万(やおよろず)の神」という言葉があるように、日本では自然界にたくさんの神が存在していて、これは今でも神道の根本となっています。なかでも森は特別な存在で、日本人の心に今でも息づく「森林信仰」は、「となりのトトロ」という作品と切っても切れない関係があるように思います。「となりのトトロ」では森がとても重要なファクターとして描かれています。また、宮崎監督はトトロという名前の由来に関して「所沢のお化け」とコメントしていますが、森林信仰では「轟(ととろ)」という森の神の名も伝えられていると言います。つまり、トトロの都市伝説にあるように「トトロ=死神」とするより、「トトロ=森の神」という見方もできるわけです。日本人の潜在意識のなかには、森という存在が人間が生きていくうえでいかに大切な役割を果たしているかということが組み込まれています。そして、古代から森は日本人の生活と常に隣り合わせの存在だったと言えるでしょう。もしかするとトトロという存在は森そのものなのかもしれませんね。

「まず感じたのは、胃がひっくり返りそうな程の濃密な獣臭だった。見上げると、そこに夜色の長い毛に全身を覆われた巨獣が居た」「ずんぐりむっくりの毛むくじゃらで、大きな胴体に見合わず、針金を連想させる細長い手と足が十数本、ねじくれて出鱈目に生えていた」「顔に当たる部分には目も鼻も耳も無く、顔の三分の一近くを占めるのではないだろうか、側頭部まで裂けた口から、血と腐りかけの魚のような生臭い臭いが漏れていた」
…これが原作に登場するトトロの描写だと言われています。まさに死神であり、冥界への使者というイメージがピッタリです。このトトロの原作にまつわる都市伝説が本当だとすると映画版「となりのトトロ」に登場するトトロとは全く異なりますし、トトロが大好きな多くの子供たちの夢を壊してしまうかもしれません。となりのトトロは20年以上も前に公開されたアニメーション映画にもかかわらず、現在でもDVDが売れ続けているという超人気作品ですし、トトロの関連グッズも多数発売されています。もし、ジブリがトトロに原作が存在していたことを発表すれば、競争の厳しいアニメーション産業のなかで大打撃となることは間違いありませんし、多くの関連企業からの訴訟問題へと発展しかねません。ジブリがトトロに関する都市伝説を否定することは当然のことなのです。

「となりのトトロ」の幻の原作と噂されている「隣のととろ」とは、一体どのような内容だったのでしょうか?簡単に言ってしまうと、さつきとメイの「地獄巡り」を描いた冒険ファンタジー小説だった言われています。「地獄巡り」と言えば別府温泉の観光スポットを思い出してしまう人がいるほど、昔から様々な観光地等で「お化け屋敷」と並んで、地獄巡りを扱ったアトラクション等が存在します。また、地獄巡りをテーマにした漫画や小説なども数多くありますね。「となりのトトロ」の原作がさつきとメイの「地獄巡り」の物語だったとしても、それはそれでとても興味深く、是非とも読んでみたいと思える小説だと思います。
しかし、当然ながらさつきとメイが地獄巡りの冒険に出かける為には、冥界に行かなくてなりません。そして、冥界の案内人も必要です。つまり、原作の「隣のととろ」では死んでしまったメイの魂を救うために、さつきは冥界の案内人となるトトロと一緒に地獄巡りの冒険に出かけます。そして、冒険の末にメイと再開し、現世に戻ってくるまでの物語を描いていると言われています。つまり、トトロに関する都市伝説は、この原作から派生しているものが多いと考えられるのです。多くのサイトではトトロの都市伝説を、恐怖感を煽るように記述されているものが多いと思いますが、この幻の原作のことを知れば都市伝説が生まれた裏話も納得できますし、ジブリの新たな解釈によって再構築された「となりのトトロ」も、全く新しい作品として楽しむことができると思います。

なぜ、このようなトトロの都市伝説が生まれたのでしょうか。あの愛らしいトトロが死神なんていう都市伝説は誰もが信じたくありません。その真相を探る前に、ジブリの映画版アニメーション作品について考察しておく必要があります。まず、ジブリは「となりのトトロ」以外にも沢山のヒット映画を手掛けいますが、その作品のほとんどに長編からなる原作があり、映画化するにあたっては、原作の内容とは全く違った解釈で製作している点です。あの有名な「風の谷のナウシカ」にも全7巻で描かれている原作漫画があり、映画版ナウシカに対応するのはその1巻目から2巻目の途中までに過ぎず、内容もかなり異なっていることはジブリファンの人であれば誰でも知っているはず。壮大な物語を映画という短い時間枠の中で再構築するためには、新しい物語の解釈が必要不可欠だからです。
そして、「となりのトトロ」にも現在では絶版となっている原作が存在していたと言われています。そして、その原作を新たな解釈によって製作されたのが映画版「となりのトトロ」ではないかという都市伝説です。現在「となりのトトロ」には小説版が発売されていますが、これは映画版「となりのトトロ」をモチーフとした小説であって、本来の原作とは全く異なる内容です。トトロという名前には「土々呂神」「轟神」といった古代信仰や日本神話から由来しているという説もあり、この原作には「隣のととろ」というタイトルが付いていると言われています。


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