「まず感じたのは、胃がひっくり返りそうな程の濃密な獣臭だった。見上げると、そこに夜色の長い毛に全身を覆われた巨獣が居た」「ずんぐりむっくりの毛むくじゃらで、大きな胴体に見合わず、針金を連想させる細長い手と足が十数本、ねじくれて出鱈目に生えていた」「顔に当たる部分には目も鼻も耳も無く、顔の三分の一近くを占めるのではないだろうか、側頭部まで裂けた口から、血と腐りかけの魚のような生臭い臭いが漏れていた」
…これが原作に登場するトトロの描写だと言われています。まさに死神であり、冥界への使者というイメージがピッタリです。このトトロの原作にまつわる都市伝説が本当だとすると映画版「となりのトトロ」に登場するトトロとは全く異なりますし、トトロが大好きな多くの子供たちの夢を壊してしまうかもしれません。となりのトトロは20年以上も前に公開されたアニメーション映画にもかかわらず、現在でもDVDが売れ続けているという超人気作品ですし、トトロの関連グッズも多数発売されています。もし、ジブリがトトロに原作が存在していたことを発表すれば、競争の厳しいアニメーション産業のなかで大打撃となることは間違いありませんし、多くの関連企業からの訴訟問題へと発展しかねません。ジブリがトトロに関する都市伝説を否定することは当然のことなのです。