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トトロ都市伝説

となりのトトロに関する都市伝説や裏話を紹介しています。トトロ死神説、メイ死亡説、トトロと狭山事件との関連性など背筋も凍るような都市伝説です。

本当のトトロ?

「まず感じたのは、胃がひっくり返りそうな程の濃密な獣臭だった。見上げると、そこに夜色の長い毛に全身を覆われた巨獣が居た」「ずんぐりむっくりの毛むくじゃらで、大きな胴体に見合わず、針金を連想させる細長い手と足が十数本、ねじくれて出鱈目に生えていた」「顔に当たる部分には目も鼻も耳も無く、顔の三分の一近くを占めるのではないだろうか、側頭部まで裂けた口から、血と腐りかけの魚のような生臭い臭いが漏れていた」
…これが原作に登場するトトロの描写だと言われています。まさに死神であり、冥界への使者というイメージがピッタリです。このトトロの原作にまつわる都市伝説が本当だとすると映画版「となりのトトロ」に登場するトトロとは全く異なりますし、トトロが大好きな多くの子供たちの夢を壊してしまうかもしれません。となりのトトロは20年以上も前に公開されたアニメーション映画にもかかわらず、現在でもDVDが売れ続けているという超人気作品ですし、トトロの関連グッズも多数発売されています。もし、ジブリがトトロに原作が存在していたことを発表すれば、競争の厳しいアニメーション産業のなかで大打撃となることは間違いありませんし、多くの関連企業からの訴訟問題へと発展しかねません。ジブリがトトロに関する都市伝説を否定することは当然のことなのです。

隣のととろ

となりのトトロ」の幻の原作と噂されている「隣のととろ」とは、一体どのような内容だったのでしょうか?簡単に言ってしまうと、さつきとメイの「地獄巡り」を描いた冒険ファンタジー小説だった言われています。「地獄巡り」と言えば別府温泉の観光スポットを思い出してしまう人がいるほど、昔から様々な観光地等で「お化け屋敷」と並んで、地獄巡りを扱ったアトラクション等が存在します。また、地獄巡りをテーマにした漫画や小説なども数多くありますね。「となりのトトロ」の原作がさつきとメイの「地獄巡り」の物語だったとしても、それはそれでとても興味深く、是非とも読んでみたいと思える小説だと思います。
しかし、当然ながらさつきとメイが地獄巡りの冒険に出かける為には、冥界に行かなくてなりません。そして、冥界の案内人も必要です。つまり、原作の「隣のととろ」では死んでしまったメイの魂を救うために、さつきは冥界の案内人となるトトロと一緒に地獄巡りの冒険に出かけます。そして、冒険の末にメイと再開し、現世に戻ってくるまでの物語を描いていると言われています。つまり、トトロに関する都市伝説は、この原作から派生しているものが多いと考えられるのです。多くのサイトではトトロの都市伝説を、恐怖感を煽るように記述されているものが多いと思いますが、この幻の原作のことを知れば都市伝説が生まれた裏話も納得できますし、ジブリの新たな解釈によって再構築された「となりのトトロ」も、全く新しい作品として楽しむことができると思います。

絶版となった原作

なぜ、このようなトトロの都市伝説が生まれたのでしょうか。あの愛らしいトトロが死神なんていう都市伝説は誰もが信じたくありません。その真相を探る前に、ジブリの映画版アニメーション作品について考察しておく必要があります。まず、ジブリは「となりのトトロ」以外にも沢山のヒット映画を手掛けいますが、その作品のほとんどに長編からなる原作があり、映画化するにあたっては、原作の内容とは全く違った解釈で製作している点です。あの有名な「風の谷のナウシカ」にも全7巻で描かれている原作漫画があり、映画版ナウシカに対応するのはその1巻目から2巻目の途中までに過ぎず、内容もかなり異なっていることはジブリファンの人であれば誰でも知っているはず。壮大な物語を映画という短い時間枠の中で再構築するためには、新しい物語の解釈が必要不可欠だからです。
そして、「となりのトトロ」にも現在では絶版となっている原作が存在していたと言われています。そして、その原作を新たな解釈によって製作されたのが映画版「となりのトトロ」ではないかという都市伝説です。現在「となりのトトロ」には小説版が発売されていますが、これは映画版「となりのトトロ」をモチーフとした小説であって、本来の原作とは全く異なる内容です。トトロという名前には「土々呂神」「轟神」といった古代信仰や日本神話から由来しているという説もあり、この原作には「隣のととろ」というタイトルが付いていると言われています。

狭山事件との奇妙な共通点

となりのトロロは60年代に実際に起きた「狭山事件」と呼ばれる少女誘拐殺人事件をオマージュした作品ではないかと言う都市伝説があります。1963年5月1日に埼玉県・狭山市に暮らす女子高生が誘拐され、レイプされ殺されました。間もなくして容疑者が逮捕されたのですが、この事件には部落差別問題、警察の初動捜査のミス、被害者をとりまく人達の謎の自殺など、様々な問題点を含んでおり、現在にも続く冤罪事件となっています。そして、この「狭山事件」と「となりのトトロ」には奇妙な共通点があるのです。
まず、となりのトトロの舞台は埼玉県所沢ですが、事件のあった狭山市と隣接しており、さつき(=皐月)とメイ(=May)は、どちらも5月を表す名前であり、物語も事件が起きた時と同じ5月を描いています。また、劇中の景色は事件当時の狭山市そのもので、狭山丘陵には母親が入院している七国山病院のモデルになった病院もあります。
さらに、被害者となった女子高生の母親は病死しており、唯一、事件の犯人と会ったという姉がいました。事件後に姉が行方不明になった妹を必死に探している姿が目撃されており、劇中でさつきがメイを探し回るシーンを連想させます。そして、妹の酷い殺され方をした遺体が見つかった時、姉は錯乱状態に陥り「猫のお化けを見た」「大きな狸に会った」などの謎の言葉を発したと伝えられています。これが事実だとすると「猫のお化け=猫バス」「大きな狸のお化け=トトロ」を連想させられます。宮崎駿さんは世間から左翼的な人と言われることも多く、独自の視点から狭山事件を解釈し、当時の日本を象徴する出来事として「となりのトトロ」に盛り込んだのはないかという都市伝説なのです。
また、不思議な一致と言えば、ジブリの公式ブログでトトロ都市伝説に対するコメントが記載されたのが、狭山事件発生から44年後の2007年5月1日でした。これも偶然なのでしょうか?

トトロ都市伝説一覧

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